リハの介です。
今日から3回にわたり、パーキンソン病に対するリハビリの考え方をお届けします。
「パーキンソン病」と聞くと、「動けなくなる病気」「進行するから仕方ない」と感じる方も多いかもしれません。
でも、だからこそ――
リハビリの役割があると、私たちは考えています。
この病気は、脳内のドパミンが減っていくことで、運動がしづらくなるだけでなく、歩行や嚥下、バランス、発声など、生活のあらゆる場面に影響を与えます。
つまり、薬だけでなく、「動き」や「暮らし方」からもアプローチする必要があるのです。
ここで大切にしたいのは、「元に戻す」ではなく、「その人らしさを支える」という視点。
例えば――
○転倒を防ぐために、立ち上がりや歩行の動線を変える
○すくみ足への対応として、音楽やリズムを使った訓練を行う
○姿勢が崩れやすい方には、体幹を保つ座り方の工夫をする
こうしたリハビリの一つひとつが、その方の「できる」を守る支えになります。
次回は、実際の現場で行っているアプローチや、嚥下・コミュニケーションへのリハビリについて詳しくお伝えします。
※本投稿は、一般的なリハビリテーション情報のご紹介です。
症状や対応は個人により異なりますので、必ず主治医やリハビリ専門職にご相談ください。
※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集してご紹介しています。
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