救急車は、命を守るための大切な社会資源です。
限りあるその資源は、本当に必要なときのために残しておくべき――
そう考える私たちは、日々のケアの中で、「予見力」を育てる取り組みを行っています。
「急変があったから救急搬送をお願いした」
これは、一見すると当然の対応に見えます。
ですが、もし私たちがその兆しを事前に察知できていたら。
苦しい思い、痛み、不安…それらをもっと早く、軽くできたかもしれません。
だからこそ、当ホームでは、看護師からの報告をただ「聞く」のではなく、
報告を受ける者が“ご家族の目線”で、繰り返し問いかけるようにしています。
「それって、どれくらいの痛みなんだろう?」
「前はどうだった?今日の違いってどんな感じ?」
「もし自分の親だったら、不安にならないかな?」
そうして育てていくのは、“その一言”の奥にある兆しを見抜く感覚。
ナースの観察と判断に対して、もう一歩踏み込んだ「問い」と「気づき」を重ねていく。
それが、現場における“予見の基本力”だと、私たちは信じています。
救急車を呼ばないということは、
「無理をさせる」ことではなく、早く気づいて守ること。
小さな変化に目をこらし、寄り添う力を磨いていくこと。
パリアティブケアとは、
そうした“ささいな異変”にも静かに気づけるケアでもあるのです。
※本投稿は、ご本人らしい生き方・最期の過ごし方を一緒に考えるきっかけとしてお届けしています。
実際の医療的判断やご家族のご意向については、主治医や専門職にご相談ください。
※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集してご紹介しています。
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