今回は、褥瘡の2回目です。
いわゆる「床ずれ」は、長時間同じ姿勢でいることによって、皮膚やその下の組織が傷ついてしまう状態です。
寝たきりの方や、座位が長く続く方にとって、とても身近で、同時に深刻な問題でもあります。
当ホームでも、褥瘡のある方のケアに日々取り組んでいます。
大切なのは、同じ姿勢を長く続けないこと。
その方の体の状態に合わせて、数時間ごとに体位を変えたり、クッションを調整したりしながら、皮膚への圧をやわらげています。
また、褥瘡は栄養状態とも深く関係しています。
体が弱ってくると、どうしても食事量が減り、皮膚の修復力も落ちてしまいます。
だからこそ、「しっかり食べること」も、大切なケアの一部と考えています。
また、正直に申し上げると、一時的に入院された方が深い褥瘡(ポケット)をつくって戻られ、ご家族が悲しまれる場面も見てきました。
そのような場面は、私たちも非常に胸が痛む瞬間です。
褥瘡は、ただの「皮膚の傷」ではありません。
その方が、どんな姿勢で、どんな思いで日々を過ごしていたのかが、そこに表れているように思うのです。
だからこそ、
私たちは「見えるケア」だけでなく、「気づくケア」「予防するケア」を大切にしています。
褥瘡ができないように、
そして、すでにある傷にも「治ろうとする力」が宿るように。
そっと体を支え、やさしく声をかけ、
今日もその人の“いのちの居場所”を、静かに整えていきます🛏️
※本投稿は一般的な医療・介護情報のご紹介です。
診断や治療については必ず主治医にご相談ください。
※このブログは、パリアティブケアホームのInstagramにて投稿したものを再編集して
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